多焦点眼内レンズによる白内障手術

老眼治療・手術

加齢に伴い水晶体のピント調節機能が低下することを老眼と言います。
医療技術の発展により、多焦点眼内レンズが老眼の治療としても有効になってきました。

また、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、2020年4月1日より先進医療から選定療養として行われることになり自費で選択することができるようになりました。

多焦点（遠近両用）眼内レンズとは

複数のピントが合うレンズを使用するので、眼鏡に依存する頻度を減らすことが見込めます。
多焦点眼内レンズは、眼鏡なしですべての距離にハッキリとピントを合わせられるわけではなく、おおむねどの距離にもピントを合わせることができることがメリットです。

単焦点の見え方と比較すると、やや見え方の質が低下するといったデメリットもあります。

こんな方がおすすめです

仕事柄、コンタクトレンズや眼鏡の装用ができない、眼鏡をかける頻度や本数を減らしたい方

費用について（税込）

① 保険診療の自己負担分

約150,000円の自己負担2割の場合、約30,000円（3割の場合45,000円）

② 多焦点眼内レンズに関わる自費負担分

多焦点眼内レンズの購入代（約200,000円～約350,000円）から単焦点眼内レンズ代約20,000円を引いた差額、約180,000円～約330,000円

③ 追加検査代

角膜形状解析検査およびコントラスト感度検査、約6,000円

①＋②＋③の合計：約216,000円～約366,000円

不明な点やご相談は、医師へお気軽にご相談ください。

白内障手術について詳しい内容はコチラ